今年も6月10日、WWDCが開催されました。 【今年のWWDCの様子はこちら

新しいことに次々挑戦するApple社、15年前の1998年5月のWWDCで発表された初代のiMacについて、まとめてみます。

当時、Apple社員の多くも発表されるまで知らなかったということで話題にもなりました。

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photo credit: krollian via photopin cc

 

まずはデザイン。

本体から電源コードにいたるまで全て半透明。それまではベージュ色の四角い箱型だったパソコンからは想像もしなかった、カラフルな本体とスタイリッシュなデザインが話題になりました。

これ以降、インテリア性の高いデザインのコンピューターがたくさん発表されています。

そして、iMacはインテリア性はもちろんのこと、機能面でも新しかったのです。

当時は当たり前にあったレガシーデバイス(フロッピーディスクなど)を廃止し、USBを全面的に採用するという仕様で発表されました。

iMacがUSBを全面採用としたことで、USB採用の周辺機器が次々に発売され、USBの普及は加速的に進むことになります。

ディスプレイ内蔵のオールインワンタイプ・パソコンという意味でも、従来のパソコンにはないインテリア性があり、さらに上位機種DTシリーズと同じCPUを採用。当時、インターネットが急速に普及したため、一般家庭向けのインターネット端末というニーズにあった製品として、広く普及することになりました。

当時、コンピューターには当然のようについていたフロッピーディスクを排除し、常識だった四角いベージュの箱型コンピューターをカラフルで斬新な曲線のデザインにするのに、どのくらいの反対意見や疑問があったのでしょう。

今やUSBポートは当たり前に必要なもので、フロッピーディスクを使ったことのない世代も多くなりました。デザインも豊富になり、インテリアとして選ぶ人も増えています。

Appleはこれまで常識だったことを排除し、シンプルにしていくことで、新しい常識を作ったのです。